ジュリアンの街角で

このブログは5年のベルギー 滞在で得た、ニッチな情報をお届けするブログです。

マスク

ベルギー人は、他のヨーロッパの国々の人と比べると、人懐こくて親切なのですが、ちょっと間が抜けてるというか、ボンヤリしてる人が多いのか、突っ込みたくなるような出来事が日常茶飯。

 


現在、バス、トラム、電車など、公共交通機関に乗る時はマスク着用必須とされていて、小学生以下の子供を除く全員がマスクを着けています。ヨーロッパではマスクの習慣がなかったので、このような状況になるとは1年前までは想像もつきませんでした。

しかし、さすが、地球環境とお洒落を気にするヨーロッパ人。使い捨ての不織布のマスクでは無く、どこで用意したのか、服とコーディネートした布マスクを着けてる人が多いです。

さて、バスに乗って日本食材店に向かっていたある日のこと。

マスクが口元にしか掛かってない知的障害のあるらしき男性に、おじいちゃんが『マスクを鼻にも掛けなさい』とジェスチャーを交えて教えていました。バスの中でも知らない人と会話するのはベルギーの文化なので、このような光景は珍しくありません。

が、そのおじいちゃん。鼻はマスクにしっかり掛かってるものの、口はガッツリとマスクから出てしまってました。確かに、とても鼻の高い顔立ちの紳士だったのですが、鼻にしかマスク覆ってない人なんて初めて見ましたけど。

 


海外の生活って、日本では到底ありえないようなことが起こることもあって、つらく感じることも多々あるでしょう。しかし、こういう感じの、ちょっと笑えるような状況に目を向けて楽しむように生活すると、少し気が楽になりますよ。

ちょっと間抜け

ベルギー人は、周りの他のヨーロッパの国々の人と比べると、人懐こくて親切なのですが、ちょっと間が抜けてる人が多く、突っ込みたくなるような出来事が日常茶飯のように起こります。

現在、バス、トラム、電車など、公共交通機関に乗る時はマスクが必須とあり、小学生以下の子供を除く全員がマスクを着けています。ヨーロッパではマスクの習慣がなかったので、このような状況になるとは1年前までは想像もつきませんでした。

しかし、さすが、地球環境とお洒落を気にするヨーロッパ人。使い捨ての不織布のマスクでは無く、どこで用意したのか、服とコーディネートしたマスクを着けてる人が多いです。

 

さて、バスに乗って日本食材店に向かっていたある日のこと。

マスクが口元にしか掛かってない知的障害のあるらしき男性に、おじいちゃんが『マスクを鼻にも掛けなさい』とジェスチャーを交えて教えていました。バスの中で知らない人と会話するのはベルギーの文化なので、このような光景は珍しくありません。

が、そのおじいちゃん。鼻はマスクにしっかり掛かってるものの、口はガッツリマスクから出てしまってました。

確かに、とても鼻の高い顔立ちの紳士だったのですが、鼻にしかマスク覆ってない人なんて初めて見ましたけどね。

仮住まいに必要なもの

海外に引っ越す時、下見に行って住む家を決めてから引っ越すというパターンが選択できる場合もありますが、多くは一旦現地の中期ステイ用ホテルに数週間滞在し、その間に家を探すというパターンが多いです。

中期ステイ用ホテルの広さは1〜2LDKで、ミニマムの家具やキッチン道具が備えられています。

 

その時にあった方が良い物。

もちろん家族形態や好みによって個人差はあると思いますが、大体の日本人に必要だと思われる物です。

 

●食器類

茶碗、お碗、お箸、箸置き、菜箸:

私が滞在した部屋は、食器(プレート大小、マグカップ)やキッチン道具(鍋、フライパン、スパチュラ、コーヒーメーカー)は一通り備え付けられていましたが、日本独特のこれらのものが無く、全て普通の引越し荷物に入れてしまったことを後悔しました。

時間に余裕がある場合や、どうしても必要な場合は、街にいくつかある日本食材店や中華食材店で購入できます。

湯飲み、急須なども、人によっては必要かもしれません。

 

●生活用品

ラップ、ジップロック、保存用袋:

ラップは絶対に必須です。外国のラップは品質が悪くて使い物になりません。海外に長く住む日本人もわざわざ日本のラップを取り寄せて使っているくらいです。

ジップロックや保存袋は、スーパーにもありますが、日本のより高いです。IKEAでの取り扱いも日本より少なめで、可愛い絵柄のスライダー付などはあまりないので、日本から色々なサイズのものを多めに持ってくると便利です。

 

●食品

米、ふりかけ、インスタント味噌汁、レトルトカレー:

来て早々、出汁の味が恋しくなりました。やはり、直ぐに食べられて便利な日本の味は用意しておくべきだと思いました。

日本出国直前に、フリーズドライのお味噌汁をお友達にたくさん頂き、スーツケースに詰めるのが大変だったのですが、持ってきて本当に良かったです。不思議な程に出汁の味が恋しくなり、いつもは買うことのない昆布茶なんかも恋しくなりました。

 

●文房具類

ハサミ、ホチキス、クリアファイル、ガムテープ、ノート、フリクションペン:

こちらにないわけではないですが、高いですし、日本の100均のものの方がはるかにクオリティ高いです。フリクションペンは太いものしかないので0.5の替え芯共々多めに用意しておくと安心です。ノートもこちらのは紙質が良く無くて書きにくいので、日本のものを多めに持ってきても困ることは無いです。

 

泥棒

空き巣もよく聞く被害の一つです。ここ数年の間に隣のマンション、数軒先のマンションの複数部屋が被害にあったと聞いています。

更にタチが悪いのは、家に住人が在宅しているというのに、堂々と玄関の鍵を壊して侵入してくるパターン。これは防ぎようがないですが、いざというときに助けを求められる連絡先などを準備しておくと良いかもしれません。

また、もう一つよくあるパターンが、宅配便を装い鍵を開けさせ、侵入してくるということもあります。私の入居しているアパルトモンでもありました。アパルトモンのような集合住宅の場合、0階(日本の一階)のエントランスに呼び鈴があり、そこから中へは鍵を持った住人しか入れないようになっています。そして、荷物が届いた場合、各家庭の玄関までは届けてもらえず、エントランスまで自分でとりに行かなくてはなりません。しかし、理由をつけて鍵を開けさせ、不法に侵入したり、住人が荷物を取りに来た隙に中に入ったり。

玄関の扉はオートロックになっていて、鍵をかけなくとも鍵がなければ外からは開かない仕組みなのですが、泥棒はプロなので鍵をかけていない扉はいとも簡単に開けられるそうです。そのようなことが横行しているためか、玄関の扉の鍵は3重、4重になってることが多いです。面倒くさがらず、家を出る時は例え数分でもきちんと鍵をかけるという行き過ぎくらいの心構えが大切です。

犯罪に巻き込まれないために

ベルギー人は基本的にフレンドリーで親切で、スーパー、駅、バスの中など、色々な場所で知らない人に話しかけられることが多いです。

『値段が見えないから読んで。』とか、『この券売機、どう使うの?』とか。

日本ではほとんどないと思いますが、バスや電車の中で『その席、ゆずって。』と話しかけられることも1年に数回はあります。1日に3回も別々の人から道を聞かれたこともありますし、『今日は良いお天気ね。』など、言葉がわからなそうな私にわざわざ話しかけなくても良いのに、と思うことも。

 

さて、それは慣れれば大したことはないのですが、気をつけなくてはならないのが犯罪です。メトロの駅などでスリに合うというのは決して珍しい話ではないからです。知り合いで犯罪にあったと言う人が、年間3人はくらいいるくらい、と言えば高い確率だと実感されるでしょうか。知り合いの知り合いまで含めたら両手で数えきれないくらいにも登ります。

1番多い手口は先程挙げたスリ。ポケットに入れた財布や手に持っていたスマホが取られたり、肩にかけていたカバンが引ったくられたり。

話しかけられて気を取られてる間に取られるパターンも多いようですし、複数の犯罪者がグルになってることもあります。

バッグはファスナー付きのものを使用し、脇にしっかりと抱える。

電車の入口に立つときは、スマホを手に持たない。(ドアが開いた瞬間に、引ったくられて逃走されます。)

エスカレーターでは、後ろに注意する。

人混みは避ける。

犯罪に巻き込まれないためには、気をつけ過ぎと思えるくらい気をつけて。

警察から偽札チェックしてるからお財布を見せろ、と言われて素直に出したらパクられた、という手口も多発しています。そのような場合には、言葉がわからないフリをするか、ここで現金を出すのは危険だから警察署で確認したい、と申し出ると良いです。

また、メトロの改札口で、無賃乗車を試みる人もよく見かけます。ピッタリ背後にくっついてくる人には要注意です。中には堂々と『一緒に入っても良いか』と聞いてくる人もいます。そのような場合は言葉が理解できないフリなどで振り切る方が良いかと思います。

リュックやボディバッグなどを背負って、人混みを歩いている日本人を見ると危なくて心配になります。

本当に念には念を入れるくらい注意し、犯罪に巻き込まれる人が減りますように。

ストウブをお安くゲットするために

ストウブって、お料理が美味しくできるとはいえ、正直お安い商品ではありませんよね。

 

ヨーロッパに来たら、きっと日本より安く買えるのではないかと期待していたのですが、引っ越してきて早々にその期待は脆くも砕かれました。

ベルギーのデパート、INNO(いくつかありますがブリュッセルセンター街の店舗)やInternational home of cookingというキッチン用品専門店などにストウブの置かれているコーナーがありますが、定価は日本と変わりません。また、アウトレットに店舗がありますが、日本の楽天で買った方が安く、恐らく大抵は品質も日本で販売されている商品の方が良いです。しかも、ワナベシリーズやココットデゴハンはアジア向けの商品なので、こちらの店舗にはほぼ置かれて無いです。(数年前から公式サイトで数点見かけるようになりましたが。)

 

しかしながら、逆に日本では珍しい商品が日本よりも安く手に入る場合があるので、今回はその情報をご紹介します。

 

●セール時期(7月と12月)に入ったら、ストウブ が置かれているINNOをチェック●

大きめのお鍋や、レアな限定カラー、ホットプレートやテリーヌ型など長く売れ残っている雰囲気のお品がお買得になります。

 

●公式サイト(https://www.zwilling.com/)のフランスサイトをチェック●

限定品や廃盤決定品がお買得価格になってるのをしばしば見かけます。

フランス語が分からなくてもChomeなどで翻訳機能を使えば、買い物くらいならほぼ問題なく出来ますが、送料が30€かかるので、あまり割引率が低い買い物ですと、お得になりません。

 

●オランダのルールモントという街にあるデザイナー・アウトレット(Designer Outlet Roermond、ブリュッセル から車で2時間弱)●

ストウブ を取り扱うツヴィリングショップがありますが、残念ながら滅多に日本以上に安いお買得品には出会えませんが、たまに展示品が安くなってたりします。ただし、使用に差し支えないとしても新品というには気になる傷があったりもしますので、購入の際には良く確認した方が良いです。

 

●ドイツのゾーリンゲンにある本社併設のアウトレット (ZWILLING J.A. Henckels Shop Solingen)●

こちらのアウトレットにはレアでお買得なものが結構ありました。(と言っても、日本人の感覚で考えると小規模なお店なので、過剰な期待は禁物。)ブリュッセルからは車で3時間弱ですが、ゾーリンゲン自体は見どころと呼べるものがないくらい小さな田舎町です。日本人街のあるデュッセルドルフや観光地のケルンから近いので、そちらに行く機会があればついでに足を伸ばすのをオススメします。ただし、営業時間に注意。(現時点で土曜日の午後と日曜日は定休日) 

私が行った時は、廃盤が決定していたガラス蓋付きニダベイユ、新製品のパンプキンのセラミックココットの黒、ココットデゴハン、ブレイザーの限定レアカラー、ミニココットオーバルなどが4割引前後と、かなりお安い値段で並んでいました。

 

●ドイツAmazonhttps://www.amazon.de/)●

こちらにもたまに安い商品が挙がることがあります。私はこちらでトマトココットを買いました。箱の状態は日本人の感覚からすると少し傷んでいましたが、中身の商品はとてもキレイでした。歪な形で、使いやすいとは言いがたいお鍋ですが、あまりの可愛さに使うときはテンションが上がります。半箱分のカレーにちょうど良い大きさ。私はポトフをよく作ります。ソーセージが切らずに入れられて便利です。

 

●フランスのアルザスにあるストウブの工場併設アウトレット ( Magasin Staub Turckheim, 2 Rue de l'Huilerie, 68230 Turckheim)●

こちらはゾーリンゲンより売り場が大きく、品揃えも良いです。ブリュッセルから5時間以上かかりますが、アルザスは見所の多い場所ですので、観光を兼ねて行ってみる価値は十分にあると思います。

私が行った時はちょうど7月のサマーセール中だったので、半額になってるものが多かったです。箱に入ってるB級品は、お店の人に声をかけて、目立つところに傷がないものを選ぶと良いかと思います。また、ゆっくり選ぶには朝開店直後に行くのが良いです。私は土曜日の朝に行ったのですが開店から30分くらいは貸切状態でじっくり品定めできました。

 

ストロープワッフル

オランダの伝統菓子のひとつ、ストロープワッフル 。薄いクリスピータイプのワッフルでシナモン風味のトロッとしたシロップをサンドしたもの。通常の大きさは直径約8センチほどの円形で、日本のゴーフルやお煎餅などと似たような大きさだと思います。

このストロープワッフル、食感も風味も中途半端で、残念ながらあまり日本人にはウケが良くないんです。味も甘過ぎて、1枚も食べ切れないくらいだと感じます。

お土産として売られている基本的なストロープワッフル以外に、スーパーなどではサイズ違いや風味違いも見つけることができます。ハチミツ風味や、チョコレート風味など。

中でも、ah(アルバート・ハインというオランダ系スーパーマーケット)では、ミニサイズで、しかも塩キャラメル風味のストロープワッフルが売られているのですが、これは日本人にも受け入れられるのではないかと思います。ミニと言っても一口にはちょっと余る大きさです。

f:id:preciousorb4u:20200622223521j:image

(左が通常の味、右が塩キャラメル味)

 

ahは、オランダ系のお店だからなのか、ベルギーではブリュッセルには無く、フランデレン地域にしかありません。ブリュッセルから1番近いものは空港に近いザベンテムにあります。

またアントワープやヘント、ブルージュにもあります。車が無いとアクセス難なのが残念なのですが、観光に出かけるときがあれば、足を伸ばすのも手かと思います。

 

ベルギーのお土産としてはチョコレートが有名ですが、暑い時期は溶けてしまうので他に良いバラマキ用のお菓子を探される方も多いです。が、なかなかチョコレート以外に美味しいものって難しくて。

こちらのストロープワッフル は個包装にはなっていませんが、たくさんと人とシェアできるものとしては、良いお土産の候補だと思います。