住う場所
ブリュッセルに引っ越してくることになれは、どこに家を借りるか、ということを考えなければなりません。
住みやすさというのは、家族それぞれの事情によって違うので、それを踏まえて選ぶことが大切かと思います。
日本人に1番人気のあるエリアはストッケルという地下鉄1番線の始発駅周辺です。
Googleマップコード:
RFR7+GP ヴォリュウェ=サン=ピエール
スーパー、日本食材店、商店街、ビストロ、映画館など、生活に必要なお店が一通り駅周辺に集まっています。
駅前の広場にはマルシェも立ちますし、雰囲気の良い住宅街です。
しかしながらその分、空き巣が多いようですので、セキュリティがしっかりしているお家を選んだ方が良いです。
空き巣が多いのはこの地域に限ったことではなく、結構日本人宅が狙われることも多いので、常に注意が必要です。
もう一つ日本人が多く住んでいるのは、地下鉄5番線の始発駅エルマンドゥブルーから近いオーデルゲムショッピングと呼ばれる地域。この近くには大きなカルフールとデレーズがあります。
トラムとバスも本数が多いので、郊外地域ながら中心地へのアクセスが良い場所です。
強いて言えば、ビオショップとお洒落なカフェが多く無いのが、少しさみしく思う場所かもしれません。
日本食材店は無いですが、韓国食材店があって、こちらが日本食材店も兼ねています。醤油やお味噌など最低限のものが揃う他に、キンパやチャプチェなどの韓国お惣菜がオススメです。
地下鉄1番線のRoodebeek駅周辺もマンションがたくさんあります。
Googleマップコード: RCXP+2H ブリュッセル首都圏地域
ショッピングセンターがあり、お買い物に便利です。日本語が話せるお医者さんもこの駅から徒歩数分です。また、ここのバスロータリーから空港行きのバスが30分おきくらいの頻度で出てて、安く空港に行けるのも便利です。
2人暮らしのご夫婦には、イクセルという中心地に近い地域もおすすめだと思います。レストランやバーが集まってるので、気軽に飲みに行けるからです。
お店が多く賑やかなのは、フラジェ広場周辺(Googleマップコード:R9HC+2Q イクセル)とバイリィ通り(Googleマップコード: R9G7+V7 イクセル)です。
イクセル地域は、夜若干治安が悪い雰囲気となる場所もあるので、夜10時以降女性(年齢関係無く!)がひとりで歩く場合は注意してください。
車を所有しないのであれば、地下鉄の駅とスーパーから徒歩10分圏内に住むのがオススメです。
逆に車を所有していたり、あまり出歩きたく無いなどで交通アクセスを気にしなくても良い方には、ユックルと言う地域も雰囲気が良くて人気です。
ブリュッセルはフランス語圏ですので、フランス語を習える学校が安くてたくさんありますが、フランス語を習うことに興味がないのであれば、ルーベンに住むのも一つの選択肢です。
大学があるので活気があって、雰囲気も良く、物価もブリュッセルに比べて安いです。どこでも英語が問題なく通じますし。
ブリュッセルも英語は大体通じますが、お年を召した方は英語を話さない方も多いです。
ルーベンからブリュッセルまでは30分程度で、車でも電車でも気軽にアクセスできる距離です。
街の中心地は徒歩で一周できる大きさで、その中に生活に必要なお店が揃っています。かわいい雑貨のお店もあり、楽しいです。
日本食材店はありませんが、アジア系のお店で代用品的なものや大根や白菜などアジアの野菜を買うことができるので、意外に日本人にもオススメの街です。